王子様注意報【完】
「いい加減泣きやめよ」
「止めたくても止められないの・・・」
悠斗は指でわたしの涙の雫を拭きとる
軽く恥ずかしいんですけど・・・
「顔真っ赤」
そう言って悠斗はハハッと優しく笑った
「いちゃつくのやめてくださ~い」
夕陽がつまんなそうな顔してこっちを見てる
い・・いるの忘れてた・・・!!
恥ずかしすぎ!!!
「・・・ッチ・・・いいとこだったのに」
悠斗は立ち上がって言った
へ・・変態がいる・・・!!
「はいはいごちそーさんです」
夕陽はそう言ってベットから降りる