雪に恋して

学校につくとすぐさま藍那が近づいてきて


「幸!?大丈夫!?心配したよ~。」


「ごめんごめん。気持ち悪くなってさ・・。もう完璧に大丈夫だけどね!」


藍那の心配そうな顔がいっきに笑顔に変わっていく。


「そう?よかった。あっ今日スイーツ食べ放題いこっ?」


食べ放題か・・・。


「いいよ、ほかに誰がくんの?」


「んー?みんな!雪野先生のお迎え会なんだよぉ。」


・・・まじか。企画は、、やっぱり藍那だろうなぁ。


「ごめん、藍那。私、いいや。」


藍那が悲しそうなまるで捨てられる子犬のような顔で見てくる。


「なんで、いかないの~!!」
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