天神学園大新年会
重力に任せたまま、畳の上へと落下していくローストビーフ。

最後の一切れ。

これが畳に落ちれば、最早味わう事かなわぬ。

是が非でも確保せねば!

「でぇええぇいっ!」

「ちぇりゃあぁぁあぁっ!」

激しい撃剣を繰り返しながらも、落下するローストビーフへと迫る二人。

鍔迫り合いから、一瞬の隙を突いて横っ飛びに跳んだ茜が。

「もらったぁぁあぁっ!」

苦無でローストビーフを貫こうとする!

< 104 / 213 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop