天神学園大新年会
「じゃあ」

苺愛が席を立つ。

「料理の方はクモノスに頼むとして、私達はせめて厨房から具材を貰ってきておこうかしら」

「俺も手伝う、働かざるもの食うべからずだからな」

苺愛に続いて茜も立った。

「私はやらんぞ。私は剣客であって料理人では…」

「はいはい、骸南も一緒に行こうね」

「な、何をする!放せ!」

ジタバタしながらストロマに引き摺られる骸南。

キャイキャイ言い争いながらも、彼らはどこか楽しそうだった。

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