天神学園大新年会
その言葉で、怒りに赤くなる。

龍二は突っかけると同時に、遠心力を込めた後ろ回し蹴り!

これを素早くしゃがんで回避する昇竜だったが。

「!!」

その蹴りが途中で踵落としに変化!

「うぐうっ!」

肩口に踵を叩き込まれ、昇竜の膝がガクリと落ちた。

そこへ、龍二はローキックを連発!

さしもの昇竜も、ガードを固めて蹴りを受け続けるしかない。

「老いぼれたな親父!昔はこの程度の蹴り、防御しなくても好きに打たせてただろうによ!」

渾身の力を込めて。

「オラァッ!」

龍二は昇竜を蹴りで吹き飛ばす!

< 186 / 213 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop