天神学園大新年会
ならば小夜はどうだろうか?
携帯の小夜のアドレスを呼び出す。
一応電話番号は知っているものの、彼女は声を発しない。
メールの方がいいだろう。
『明けましておめでとう。城山、今時間はあるか?よかったら一緒に初詣などどうだ?』
そんな文面のメールを送信してみるものの。
「…………」
一時間待っても返事は返ってこない。
龍娘は知らないのだ。
昨夜小夜は、補習の為に学園に一人取り残された龍太郎を救出後、毒舌教師によって嫌がらせのように出された課題を二人で手分けして(というか殆ど小夜一人で)こなし、帰宅したのは明け方。
そのまま疲れ果てて今も部屋で眠っているのだ。
メール着信音程度で起きる筈もない。
携帯の小夜のアドレスを呼び出す。
一応電話番号は知っているものの、彼女は声を発しない。
メールの方がいいだろう。
『明けましておめでとう。城山、今時間はあるか?よかったら一緒に初詣などどうだ?』
そんな文面のメールを送信してみるものの。
「…………」
一時間待っても返事は返ってこない。
龍娘は知らないのだ。
昨夜小夜は、補習の為に学園に一人取り残された龍太郎を救出後、毒舌教師によって嫌がらせのように出された課題を二人で手分けして(というか殆ど小夜一人で)こなし、帰宅したのは明け方。
そのまま疲れ果てて今も部屋で眠っているのだ。
メール着信音程度で起きる筈もない。