天神学園大新年会
「正月早々、惨劇を繰り広げる訳にはいかないでしょう…貴方はそろそろ教師である事を自覚して下さい、夕城先生」

皮肉っぽく溜息をつく高成。

「ちっ…邪魔をしおって…」

舌打ちしながら納刀する翡翠。

「そうだぜ高成てめっ!まるで俺がやられるみてぇな言い草じゃねぇか!」

ヤン男も高成に噛み付くが。

「ほぉう…」

高成は薄く笑う。

「荏月君…君は自分の胸を見てから口を利いた方がいいですね」

「あ゛ぁ?」

高成に言われるままに自分の胸を見るヤン男。

Tシャツが一枚だけ切り裂かれ、その下のTシャツ、

『駄目っ、これだけは脱がさないでっ!』

と書かれたロゴが覗いている。

どういうシチュエーションだ、それは。

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