天神学園大新年会
「あれだけ麗君みたいに見境ないのは、ちょっと理解できかねますね…」

麗とは真逆のタイプのシュアが言う。

「おめぇはレーヴ一筋だもんな」

虎次郎、ニヤニヤ。

「な…それはっ、そのっ」

「今更照れる事もないでしょう、一途に一人の女性を愛するというのは、素敵な事だと思いますし」

渉も優しげな笑みを浮かべる。

「いつも寝起きを起こしてやるんだろ?やっぱ幼馴染みのお約束で、家まで起こしに行ったりすんのか?んで寝惚けたレーヴに抱きつかれたり」

虎次郎の質問に。

「そ、そりゃまぁ…時にはそういう事も…」

頬を赤らめるシュア。

「けしからん、シュア、お前退学」

「ええぇえぇえぇぇっ?」

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