天神学園大新年会
渉の言葉に顔を上げるしまじろう。

「方法?」

「ええ」

渉の目がキラーンと光った。

「目には目を、歯には歯を、幽霊には幽霊を…可愛い女の子の幽霊を、某お笑い幽霊にぶつけるんです」

当然生者と死者よりは、幽霊同士の方が何かと相性がいい。

その隙を突いて、しまじろうが龍娘にアタックするのだ。

「でも、そんな幽霊がどこに…?」

「今後の参加者の皆様の投入キャラに賭けるしかありませんね…」

そう言って渉は鍋の蓋を開けた。

「さ…寄せ鍋が出来ましたよ。熱いうちにどうぞ」

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