天神学園大新年会
まぁせっかく作ってくれた鍋だし、ハフハフ言いながら舌鼓を打つ三人。

と。

「何お前ら勝手に鍋食うてんねん!ウチも混ぜろや!てか助けろや!」

足首にシーザを引き摺りながら琉がやって来た。

そのシーザはというと、麗をむしゃぶりつかせたまま。

これ、何ていう漁?

「おお、琉、いいとこに来た!」

しまじろうがハッとして顔を上げる。

「龍娘先生の件なんだが」

「無理!ジロー先生に勝算なし!」

「うわぁあぁああんっ!まだ何も言ってねぇのに!」

琉、今年もバッサリ。

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