Alien執筆言い訳日記(ブログ的な何か)
10月28日 これで戻ってこれる
本日ようやく、人生のノルマだったファイ・ブレインの2次のシリーズを完結させました。NHK教育のテレビアニメのくせに、しかもパズルアニメのくせに、公式が腐ってるって世も末でございます。
夢物語から始まった2次創作ですが、まさかファイブレインで書くなんて思いもしませんでしたな。ルーク様が悪い。あのキャラが全て悪い。
とはいえ、3期まで制作した人気(どの層に人気だったのか?)アニメだったので、見ている方も多いのでは?…多いのか?…視聴率どんくらいだったんだろう。でもパズルアニメって斬新だったけどな。子供には人気だったろう。それでいいんですがね。パズル監修の先生は大変だったと思うけど。私がパズルや謎解き的なものが好きで、実際米国テレビドラマの『NUMBERS 天才数学者の事件ファイル』とセットで見ていた。dビデオで。NUMBERSはほんとに面白かった。これも兄弟ものだが。シーズン7まであるが、もう一度最初から見なおしてもいいくらい面白い。なにしろ監督がリドリー&トニー・スコットだし!!
いや、NUMBERSの話じゃない。ファイ・ブレインだ。この物語、子供向け日曜夕方の番組なのに、主人公や親友が親なしだったり、ひどい子供時代を送っている。サンライズって親を出さないよね。親のない子のアニメ多い気がする。ちゃんとした家庭で育ってるはずの影の薄いヒロインのノノハでさえ、両親の影すら出てこない。主人公のカイトの両親は愚者のパズルを解きに行き、夫婦で子供のカイトの前でトラップに掛かって死ぬという壮絶さ。そして物語の後半で、その心の拠り所だった両親が実は組織の用意した継父と継母だったという衝撃の事実。鬼畜なNHK教育テレビだよな。しかもその事実を親代わりの学園長に言わせる、主人公の親友ルーク。もうどんだけトラウマ作れば気が済むんでしょう。そのルークは親の記憶すら無く、監禁部屋で幼少の頃から人殺しのパズルを作らされて感情を奪う教育をされるというね…それでもカイトとの友情だけが心の支えだったのに、ある日門限を破ったことでカイトとの友達関係がバレてしまい、会うことを禁じられ、挙句の果てにカイトが死んだとか告げられて絶望の毎日をパズル漬けで送っていくっていう。めちゃくちゃです。
まあ、そんなルークがカイトが生きてるって知って、カイトをもう二度と奪えないように「永遠」にするために、どちらかが死ぬパズルで最終回にバトルするっていう、手に汗握りまくりの全24話ですよ。他にも男の娘の画家アナ・グラムとかショタの骨頂天才少年キュービック・ガロア君(金髪)とか、バイク乗りの不良高校生パズラー、逆ノ上ギャモンとか、魅力的なキャラ満載なんだが、もっと皆さんに見てもらいたい。そしてなぜか入浴シーンばかりのルーク様にハマって、『僕のカイトぉぉぉ!』とか叫んで欲しい。ファンが増えれば4期もある…のか? 1期2期3期のOPも良い。
ファイ・ブレインのステマであった。サンライズ、なんかおごれ。