Alien執筆言い訳日記(ブログ的な何か)
2月17日 即興小説トレーニング
『即興小説トレーニング』なるサイトがあって、先日なんとなく挑戦してみた。ランダム選択のお題と、執筆時間が決まっていて、その制限の中で短編をでっち上げ、まとめる…というもの。あまり短編を書かないので、気分転換にというか、書けるのか? という実験も相まって執筆開始。
・お題:高い税理士
・必須要素:男使用不可
・制限時間:15分
題名『犬に噛まれた感』
「いつになったら貴方は高額納税者として私を喜ばせてくれるのですか?」
税理士の呉羽友昭はクールな顔で私に一瞥をくれた。そして突然、もう辛抱できないと言った様子で叫んだ。
「ゼロの数が全ッ然足りない!」
「いや、そんなに激昂しなくても…ビックリしましたよ。大きな声出すから」
「もうフリーランサーとかいいから!」
「え?」
「FXでもやって『1億溶かした後、2億でフィニッシュしちゃったぁ♪ てへぺろ』とか言ってみればいいのですよ! え? 言えるんですか? 貴方にそんな気概あるとでも? 私にこんなチンケな仕事させて良いと? 本気なの? 本気で私に12万2千309円の納税を…気が変になりそうだ…トランキライザー…」
彼は自分の机の中からガチャガチャと薬の瓶を取り出したかと思うと、卓上にあったミネラルウォーターで手のひらに明けたタブレットを飲み下した。
「ちょ…そんなに抗精神薬…」
「ビタミンB群ですよ。私そんなに病んでないんで」
いや、それは違うだろうと私は心の中で呟いた。意味がわからない。なぜ叫んでいるのか、なんで私が責められているのか。
「私にはプライドがある」
「はぁ?」
「税理士としての高いプライドがね」
「で?」
「12万ごときの納税を…」
ブツブツと精神病のように呟いているその言葉を聞いて、私は彼の部屋を出た。お高い税理士だ。どんな有名企業を相手にしてるか知れないが、こんな仕事はしたくないな…と思った。
《fin》
くっ…くだらねぇ。15分で617字しか書けないってどうよ。閲覧者は56人。多いのか少ないのか不明。自分の才能のなさだけが際立った。orz。折角書いたんで供養がわりにさらしてみた。あっ…トマト投げないで…