Alien執筆言い訳日記(ブログ的な何か)
11月2日 許されるということ
なんか、どっかで、死にたいんだなぁ…って思う
こんなボロボロで、それでも生きていて、
それでもすっかりなにもかも脱ぎ捨てて
幸せになった僕は、
そのままもうなににも煩わされず
もう死にたいんだなぁ…って気づく
死は温かい
不完全な世界で己の不完全さだけが重い
死にたいのはその自分
もう死んでるんだ、これ以上なにを求める?
何かの役に立たなければという幻想を
ほろぼしてしまいたい
死ぬまでに後悔なく生きるだけ
苦しんだことから解放されたね
よかったね
そう母や妹から許されて死んでいきたい
役に立つ人として生きていく彼女らは
僕自身の内側の観念として息づいている
その自分を滅ぼしたいだけなんだと
とめどなく血を零し続けているのは
死の真似事なのかと不意に思うんだ