Alien執筆言い訳日記(ブログ的な何か)
11月1日 紅茶の日…だそうで
紅茶マニアにとっては
「毎日が紅茶DAYです僕の家」
なんでね。特に意識するような日でもないのですが、たまたま在庫が切れそうになったので、本日UKに500gほど注文。UK在住日本人のやってるサイトがあるんで、最近はそこを使っている。だが、やはり、この2年ほどの一番のヒットは
「イオン・トップバリュ セイロン・ジャワ紅茶50ティーバッグ/188円」。このランクの味じゃ90gで188円は無いわ~。
普段飲みにするのに、毎日高級紅茶なんか飲むかよ。日常のコスパが大事なんです。ワンカップ大関飲むジャンキーと一緒なんで(笑)
だが、このトップバリュ紅茶を評価するには、高くて高品質な美味しい紅茶を山ほど飲まねばたどり着けないものがある。188円でこの味がする…これはブランドと価格設定という観念を超越していかなければ辿り着けない。それって結構大変な作業なんだぜ。
同じように、安売りの並行輸入トワイニングの缶。特にオレンジペコ。これが200g/750円でフルリーフ、しかも葉の形状がセイロンなのにOPであることが奇跡的だ。これの特長は、ミルクでもストレートでもいけることであり、この香りがこの値段で楽しめるなど、なかなかない。実際、この同じものを、片岡トワイニング・オレンジペコでは味わえない。日本向けのものは、ブレンドも形状も違う。高い上にそれほど美味しくない。
他の紅茶マニアらは、茶園ものがどうのこうのと言って「トワイニング?なに?ビギナー?」とかなんとか抜かしている恥ずかしいコメントを見かけるが、すまん。残念なのは君の方だよ。茶園ものが美味いのは決まってる。高いものは美味いのだ。そして高くてもコスパに見合ってなくても、ありがたがって悦に入り飲んでるわけだ。そして飲みきらずに次々とシーズンものの茶葉を買い、溜め込み、挙句の果てに古いのは捨てたりするわけだ。
茶園もののダージリン、セイロン、それぞれに素晴らしく美味しいお茶だった。私も山ほど飲んだ。だからそれは認める。50g/700円…1000円…それは特別なお茶だ。イギリス人は100g/200円の紅茶が相場だ。そして毎日3~5杯飲む。一年中だ。毎日の習慣にコスパは大事だ。
リプトンのイエローラベルは高いし不味い。畳のイグサみたいな匂いと味。それなら日東のデイリークラブがまだましだ。だが、ブランド力は恐ろしい。これを美味いと言うならきっとこれ以外のリーフティを飲んだことがないに違いない。スターバックスの紅茶…廃棄にする茶殻を煎って再抽出したのか?コーヒーもだ。だがあれを美味いという人はいる。だからイメージ戦略はすさまじい。広告に金をかけた方が、原料に金をかけるよりコストが削減される。あれはお茶を売る店じゃない。ブランドイメージと椅子の座り心地を売っているのだ。それであれほど満足している人間がいるということは、ブランドイメージがどれほど人の心を癒すものか計り知れぬものがある。
まあ、誰しも自分が満足していればそれでよい。こんな悪口雑言は、ここでこっそり言ってるのがちょうどいい。ここは私の性格の悪さを暴露する場所だからな。