レンアイゲーム
「アッ…ハァァン!あァッンやぁああん!」
サキは絶頂をむかえた。
「刹那…すごい気持ち良かったよぉ」
Yシャツの袖に腕を通しながら、サキは言う。
そいつの目が、「刹那もでしょ?」と言っている。
俺は何も感じてない。
全く、何にも。
でも、
「俺も気持ち良かったよ。サキちゃんすげぇ可愛かったなー」
ニッコリと笑って言うと、サキはポッと顔を赤らめた。
「やめてよぉ、恥ずかしい」
ほんと、女って単純。
言葉ひとつで頬染めちゃって。