レンアイゲーム


「な~にしてんの?」



聞き覚えのある声が聞こえた。



その声に、銀縁メガネ君も慌てて唇を離す。



あ、解放された。




怖かったのかな、今更になって脚が震えてる。


あたしは背中を壁につけたまま、床にへたりこんだ。


そして、声が聞こえた方向を見る。



「森刹那………」



何でここにいるの……?










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