Happy Birthday
☆一番星になりたくて☆ (短編)
キミもアタシも僕もみんな生まれた時は同じなんだ




僕達が生まれた時にどうして泣いてるか考えた事ある?




きっとそれはここまで辿り着けなかった仲間を想って泣くんだよ




最初、僕達は小さな小さな星だったんだ




仲間もいっぱい居たんだよ



だけどね、輝く一番星になれるのは1人だけなんだ




僕達は誰もが一番星になりたくって、長い航海をしながらゴールを目指すんだ




一番星になりたい!と願いながら前だけを見つめ進むんだ




途中で力尽きた仲間も居たゴールを目の前にして力尽きた仲間も居た




僕はキミ達の事忘れないよ
キミ達が居てくれたから僕は一番星になれたんだ




僕が光りのトンネルを潜ったら最初にキミ達の事を想って泣くよ




お父さん・お母さん
僕はアナタ達に逢いたくって光りのトンネルを潜って逢いに来ました




だけどね、ここまでたどり着けたのは仲間が居てくれたから何だよ




だから今は彼らの為に鳴かせてね




お父さん・お母さん僕達はアナタ達の笑顔を見たくて
愛されたいと願いながら逢いに来ました




キミはキミ


アタシはアタシ


僕は僕




生まれた時はみんな同じなんだよ




みんな愛されたいと願いながら生まれて来たんだよ




誕生日。この日は特別な日なんだよ




キミとアタシと僕達が一番星になれた日なんだ




お父さん・お母さん毎日忙しいと思うけどこの日だけは、笑顔でおめでとうと言って下さい




そして忘れないで下さい。僕達はアナタ達を選んで愛して欲しくて生まれて来た事を。




     あとがき→
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