貴方は私の事好きですか?

「クラスどこなんだろ…」

 あの時はまだ高2だったし今のクラスなんてわからない。
 私は職員室に行きクラスをききそのクラスの前に向かった
 先に先生が教室に入り私の紹介をしていた

「桐谷入っていいぞ」

 先生に名前を呼ばれ私は教室に入った
 私はクラスの人達を見てみると…。
 私は思わずカバンを落としてしまった
 だっ、だって空にそっくりな人がいるから
 
「桐谷?どうした?」

「いや、大丈夫です」

 びっくりした。
 でも空はもう死んだんだよ。
 いるわけないじゃんか…。

「じゃあお前は一番後ろの窓側な」

 私はその席に座り窓を見ていた。
 また空の事を思い出していた
 もし空が生きていたら
 今頃結婚とかして子供なんか産まれてたのかな?
 なんて空の事を思うとまた泣きそうになってきた
 というか涙がでてきてしまった。
 
「なんで泣いてるの?
 悲しいことでもあった?」

 え?
 隣を見ると空にそっくりな人が
 私の顔をのぞきこんだ

「大丈夫」

「嘘ついてるってばればれだよ
 君悲しそうな顔してるよ」

 
 
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