貴方は私の事好きですか?
「声も空にそっくり」
つい声に出てしまった。
「空?」
「あ、なにもない」
私は席を立ち上がり教室をでた。
廊下を歩いていると
前から男3人がこちらに向かってきたのだ
「あ、君って桐谷花ちゃんだよね?
有名だよこの学校一かわいいって
しかも去年3年の空?だっけ?付き合ってたんだろ?
けど事故で死んだって。
なあ、俺と付き合わない?
俺がそいつのこと忘れさしてやるからさ」
男達は私にべたべた触ってきた
なんで空の事…。
やめて触らないで
誰か…。
「ちょっとやめたほうがいいですよ」
と誰かに私の手を引っ張られた。
振り向くと空にそっくりな人が私を助けてくれた
「ちっ、陸かよ
いくぞお前等」
「大丈夫?」
なんで仲良くもないのに
助けたりするの?どうして?
空も初めて会った時こんな風に助けてくれた
やっぱり空なの?
ねえ教えて?
「もういやだよ」
私は走って家に帰った。