3年分のキス




そんなことを考えているうちに
わたしはベッドまで運ばれて

わたしの上に蓮が重なるような形で
また、唇を何度も重ねた


ドキドキも、期待感も何もなかった
ただただ、無心で蓮のキスに応えていた



ついに、この日が来てしまったんだ

たかおちゃんが蓮に塗り替えられる日
心では拒絶してる自分がいても、本当に拒否することなんてできない


蓮の貪るようなキスは
たかおちゃんの優しい優しいキスとは全く違ったものだった




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