真夜中・十二時的彼氏。~ミッドナイトナカレシ。~
三人が、大きさは控えめだが、ひどくいやらしい笑いを上げていたその時、突然、教室の扉が開き、何者かが乗り込んできた。
「うわっ!なんだテメエ!
わっ!こ、コイツ手にナイフ持ってやがる!」
「…よくも、よくも可愛い心を!食らえ!」
必死に、三人目掛けてナイフを振り回す乱入者。
だが、多勢に無勢、とうとうその人物は、ナイフを取り上げられ、蝋燭も消えた暗闇の中で、三人に取り押さえられた。
三人の内の一人が、持っていたライターで、取り押さえられた人物の顔を照らし出した。
「お…お前は!?」
突然の出来事に狼狽し、薄暗かったこともあって、その乱入者の顔がはっきりと確認出来なかった三人は、その乱入者の正体に驚きの表情を隠せなかった。
-…あの時、交差点が青信号じゃなかったら、私きっと、死んでた。-
奇跡的に、心は無事交差点を過ぎた後も、上り坂が続いている事を幸いに、スピードを減速させ、無事、自転車から降りる事が出来ていたのだった。
…自転車から降りる時に、恐怖の為ふらつき転び、多少膝を擦りむきはしたが。
「うわっ!なんだテメエ!
わっ!こ、コイツ手にナイフ持ってやがる!」
「…よくも、よくも可愛い心を!食らえ!」
必死に、三人目掛けてナイフを振り回す乱入者。
だが、多勢に無勢、とうとうその人物は、ナイフを取り上げられ、蝋燭も消えた暗闇の中で、三人に取り押さえられた。
三人の内の一人が、持っていたライターで、取り押さえられた人物の顔を照らし出した。
「お…お前は!?」
突然の出来事に狼狽し、薄暗かったこともあって、その乱入者の顔がはっきりと確認出来なかった三人は、その乱入者の正体に驚きの表情を隠せなかった。
-…あの時、交差点が青信号じゃなかったら、私きっと、死んでた。-
奇跡的に、心は無事交差点を過ぎた後も、上り坂が続いている事を幸いに、スピードを減速させ、無事、自転車から降りる事が出来ていたのだった。
…自転車から降りる時に、恐怖の為ふらつき転び、多少膝を擦りむきはしたが。