真夜中・十二時的彼氏。~ミッドナイトナカレシ。~
「うるさいのよ、アンタ。ふざけた事言ってるんじゃないわよ、今から私に処刑される分際で!」
「ヒッ!!?」
「…あの時、妙な感じがしたのよ。コイツの部下の、山口透にジュースを買いに行かせた時。
…お釣りをあげるだけなら、お札一枚で済む話。だけれども、コイツが山口に渡していたのは、二萬円。
…お釣りじゃないレベル、つまり、報酬。
心の自転車に、細工する為の手間賃…」
「!!?」
「殺されそうになった心の敵も、取ってあげる…」
「だっ、駄目だよ圭子!そんな奴、殺したって仕方が無いよ!
警察に通報しよう?もう、それ以上私の為に…」
「…実はもう、これはアンタだけの問題じゃないの。
…取り押さえられた私が、コイツらに岡本のアパートまで連れて行かれ、そこで岡本に乱暴されていた時、コイツ…その一部始終をビデオカメラで撮影していた。
いやらしい薄笑いを浮かべ、舌なめずりしながら…
そして、得意げに言ってた!
「ヒッ!!?」
「…あの時、妙な感じがしたのよ。コイツの部下の、山口透にジュースを買いに行かせた時。
…お釣りをあげるだけなら、お札一枚で済む話。だけれども、コイツが山口に渡していたのは、二萬円。
…お釣りじゃないレベル、つまり、報酬。
心の自転車に、細工する為の手間賃…」
「!!?」
「殺されそうになった心の敵も、取ってあげる…」
「だっ、駄目だよ圭子!そんな奴、殺したって仕方が無いよ!
警察に通報しよう?もう、それ以上私の為に…」
「…実はもう、これはアンタだけの問題じゃないの。
…取り押さえられた私が、コイツらに岡本のアパートまで連れて行かれ、そこで岡本に乱暴されていた時、コイツ…その一部始終をビデオカメラで撮影していた。
いやらしい薄笑いを浮かべ、舌なめずりしながら…
そして、得意げに言ってた!