年下のアイツと過ごす? クリスマス・イブの夜に・・・
そんな気持ちのまま一日を過ごした、
仕事もなかなか手につかず、
簡単なミスもしてしまった。


みんなはやさしく、
「そんな日もあるよ。」
って、言ってくれたけど、
情けない・・・

仕事とプライベートは別、
ちゃんと分けてきたはずなのに・・・



時間はもうすぐ5時、
私は仕事を終える前に、
今日まとめた資料を
資料室へと持って行った。



すると目の前に・・・



「政文・・・」


「麗奈さん・・・」


「ちょっ・・・」


私は平常心を装い、
いつものよに話しかけようとしたら、


「お疲れ様です。」


そう一言言って、
政文は私の横を通り過ぎて行った。



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