年下のアイツと過ごす? クリスマス・イブの夜に・・・
そんな私を晴美は、


「気にすることないよ、
麗奈がそんな子じゃないことは
私が一番良く知ってる。」


そう言って元気付けてくれるけど、
やっぱり辛い・・・



私はどこにいても居場所がなくて、
仕事以外の時間は逃げるようにして
オフィスを出て、一人屋上にいた。



いくら考えても辛いだけ、
なるべく何も考えずに
遠くの景色をボーっと眺めていると、


「麗奈。」


突然名前を呼ばれた。


「み、美和子さん・・・」


そこに立っていたのは、
新入社員の頃にお世話になった、
美和子さんだった。



雨宮美和子(アマミヤ ミワコ)
入社10年目の32歳。

バりバリのキャリアウーマンで、
会社からの信頼も厚い。

容姿端麗で、おまけに豊満な胸!!
この会社の美人四天王の一人だ。




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