年下のアイツと過ごす? クリスマス・イブの夜に・・・
「泣くなら男の胸にしな。」


「えっ・・・?」


「好きな男がいるんだろう?」


「なんで・・・?」


「顔に書いてある。」


「えっ!? うそ!!」


慌てて顔を擦る私。



「フフッ、もしフラれたら
私のとこにおいで、
その時は好きなだけ泣かせてあげる。」


「美和子さん・・・」


「あなたなら大丈夫。
麗奈、頑張れ。」


「は、はいっ!!」


美和子さんはニコッと微笑んで、
「またね。」と、帰って行った。







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