すれ違い
教室に着くと、拓人が友達と話していた
「‥‥‥‥拓人」
後ろからそっと声を掛ける
だけど拓人じゃなくて友達の方が返事する
「雪葉ちゃんじゃん!!珍しいねこっちまで来るの」
誰‥‥‥‥‥‥?
そして意味ありげに笑いながら
「おい、拓人話し聞いてやれよ」
そう言って拓人を肘でつついている
拓人は嫌そうに渋々あたしの方を向いた
「‥‥‥何?」
うぅっ‥‥‥
冷たいまなざしに思わず怯みそうになる
「えっとね‥‥‥昨日の事が現実なのか‥‥心配になっちゃって‥‥」
しどろもどろになりながら話す
「は?」
「だから別れるの取り消してくれるって‥‥」
ごにょごにょと声が小さくなる
「‥‥‥‥拓人」
後ろからそっと声を掛ける
だけど拓人じゃなくて友達の方が返事する
「雪葉ちゃんじゃん!!珍しいねこっちまで来るの」
誰‥‥‥‥‥‥?
そして意味ありげに笑いながら
「おい、拓人話し聞いてやれよ」
そう言って拓人を肘でつついている
拓人は嫌そうに渋々あたしの方を向いた
「‥‥‥何?」
うぅっ‥‥‥
冷たいまなざしに思わず怯みそうになる
「えっとね‥‥‥昨日の事が現実なのか‥‥心配になっちゃって‥‥」
しどろもどろになりながら話す
「は?」
「だから別れるの取り消してくれるって‥‥」
ごにょごにょと声が小さくなる