すれ違い
「ゆ、雪葉‥?」
拓人は今度は笑っているあたしに戸惑っている
そんな拓人が愛しくて思わず抱きついた
「お、おい」
拓人が面食らっているのが手に取るようにわかる
「ほんとに、ほんっとにあたしが好きなんだよね?華先輩じゃなくてあたしが」
抱きついているおかげで顔をみずにすむのに勇気がわき思い切って聞いてみた
「華?」
拓人はきょとんとしていたが、抱きついているあたしを離し
「何を勘違いしてるのか知らないけど、華は俺の従姉妹なんだけど?」
「いとこ‥‥?」
「そう従姉妹。俺が好きなのは雪葉だけだから。これまでも、そしてこれから先も」
とまた目をしっかり見て言ってくれた
うそ‥‥‥‥‥
じゃああたしはずっとしなくてもいい嫉妬にずっと悩まされ続けていたんだ
「ばか、もっと早く言ってよ」
あたしは顔がにやけるのが抑えきれなかった
拓人は今度は笑っているあたしに戸惑っている
そんな拓人が愛しくて思わず抱きついた
「お、おい」
拓人が面食らっているのが手に取るようにわかる
「ほんとに、ほんっとにあたしが好きなんだよね?華先輩じゃなくてあたしが」
抱きついているおかげで顔をみずにすむのに勇気がわき思い切って聞いてみた
「華?」
拓人はきょとんとしていたが、抱きついているあたしを離し
「何を勘違いしてるのか知らないけど、華は俺の従姉妹なんだけど?」
「いとこ‥‥?」
「そう従姉妹。俺が好きなのは雪葉だけだから。これまでも、そしてこれから先も」
とまた目をしっかり見て言ってくれた
うそ‥‥‥‥‥
じゃああたしはずっとしなくてもいい嫉妬にずっと悩まされ続けていたんだ
「ばか、もっと早く言ってよ」
あたしは顔がにやけるのが抑えきれなかった