チュン吉日記
う〜、寒い寒いっ!!
ぼくは、寒さで、目が覚めた。外は、シトシト冷たい雨が降っていた。

「まだ、夜明けには、早いけど、マラソン大会は、無理だろうね…。校長先生、へこんじゃうかなぁ〜。」


「チュン吉は、諦めちゃうのか?」


「エッ。校舎さん!
今の、聞いてたの?」


「ああ、いつも、耳を澄まして聞いておるぞ。
それに、いつも、みんなのこと 見ておる。
チュン吉も、そうじゃろ」


「うん」


「だったら、まだ、諦めたらダメだ ってこと、わかるな」


「そうだね。
いつも先生言っているもんね!」


「ああ。1番諦めが悪いのが、校長先生かもな…

何笑っているんだ?」


「その通りだと思って…。さすが、よく見てるね!」


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