幸せ探そうぜっ!!



「っお?よかったな。んで、何?」


ポンと投げたゴミは吸い込まれるようにゴミ箱に入った。


すごいなぁ、あたしなら絶対に出来ない。


なんて思いつつ……


「こうやって、荒井君とクレープ食べれたこと」


「っ///、そう。よ、かったな」


きっと今、あたしは笑ってる。


そして今度は荒井君がどもる番。


荒井君がどもった理由はよく分からないけど、荒井君も笑ってた。


だったら別にいい。



「明日も授業、よろしくね?先生!」


「まかせなさい」


どこから湧き出るのかわらないその自信。


あたし、そんなとこも嫌いじゃないよ。





言わないけどね。






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