幸せ探そうぜっ!!



「次は、確か……上を向いて歩こう!だったかな?下向くくらいなら上見とけ」



あぁ、思い出が溢れてくる――




「幸せは落ちてるかもしれないけど、上を見るんだぞ」


ふにゃり。



また、荒井君は笑った。




残酷だ。




あたしの考えていることなんて知りもしないで、笑う。


だから、残酷






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