ほんとの“姿”

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ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ


ｶﾞｼｭｯ ﾀﾞﾑｯ


「だぁぁぁっ！くっそー！」


「っしゃぁっ！」


「60-40で真子の勝ち。」




思った以上に体が動いてくれて良かったー。やっぱ男は最高だー！

体育館の床に突っ伏している貴一を見て、少し鼻で笑ってやった。

それが聞こえたのか、すごい勢いで顔を上げた。



「くっそー俺の昼飯がぁ！」


「ざまぁみろー。俺に喧嘩売るからだよー笑。遼太郎ー昼奢ってやるよ。何食べる？」



「そうだなぁ···じゃあﾁｷﾝﾌｨ「俺の昼飯ーっ！」」



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