怪盗4902
「・・・はっ?!」

シェリスは意味が分からなかった。

「それってどういう意味?」

「・・・こういう意味。」

すると急にブルームーンはシェリスを自分の方に引き寄せた。

「ん・・・・」

そして、シェリスにキスをした。

「ん・・・んっ・・・」

しばらくして、ブルームーンは唇を離した。

「ハァハァ・・・なにする・・の・・・?」

「なにって・・・キスだよ?」

「・・・どうして・・・?」

シェリスには、意味が分からなかった。

「・・・キミが好きだからさ・・・」

それでも、シェリスには意味が分からなかった。


「・・・キミのことずっと見てたんだ・・・

     さっきだって、キミは僕のこと気が付いたでしょ?」

「それは・・・なんとなく・・・。」

「これは、運命なんだ・・・」

ブルームーンは、シェリスをじっと見た。

「・・・キミも僕のこと・・・好きでしょ?」

「なっ・・・//////」

シェリスは顔が真っ赤になった。

図星だ。

「だって、キミ僕のことばかり追ってたでショ?」
< 5 / 7 >

この作品をシェア

pagetop