僕は生徒に恋をした
第三章 この気持ちの正体
あの日、林原から手嶋先生と山田の話を聞いてからというもの、胃のあたりが痛む。
デマである可能性も高いし、噂だけで手嶋先生に不信感を抱いたわけでもないだろうに、どうも胃が苦しい。
手嶋先生や山田のことを考えなければいいだけの話なのに、どうしてか頭から離れない。
真実にしろデマにしろ、俺には全く関わりのない話なのに…。
ずっと続く胃の痛みに耐え兼ねて、休み時間に保健室へ胃薬をもらいに行くことにしたが、運悪く保健の先生は不在だった。
勝手に探しては悪いと思ったが、休み時間も短いため、俺は棚を物色し始める。
しかし胃薬のある場所が全く見当もつかず、半分諦めかけたとき、保健室の扉が開いた。
俺は息を飲んだ。
なぜなら入ってきたのは山田だったから。
デマである可能性も高いし、噂だけで手嶋先生に不信感を抱いたわけでもないだろうに、どうも胃が苦しい。
手嶋先生や山田のことを考えなければいいだけの話なのに、どうしてか頭から離れない。
真実にしろデマにしろ、俺には全く関わりのない話なのに…。
ずっと続く胃の痛みに耐え兼ねて、休み時間に保健室へ胃薬をもらいに行くことにしたが、運悪く保健の先生は不在だった。
勝手に探しては悪いと思ったが、休み時間も短いため、俺は棚を物色し始める。
しかし胃薬のある場所が全く見当もつかず、半分諦めかけたとき、保健室の扉が開いた。
俺は息を飲んだ。
なぜなら入ってきたのは山田だったから。