僕は生徒に恋をした
第二十五章 雛のクリスマス
先生と別れてから半月が経った。
まだ別れを切り出された夜が夢だったように思える。
ううん。
むしろ、先生と付き合っていたことが夢だったのかなぁ…。
「次、雛の番だよ」
ユウちゃんがカラオケのリモコンを差し出す。
今日はクリスマス。
本当なら先生と過ごしてたかもと思うとすごく悲しい。
先生は春にはまた付き合えるみたいなこと言ってたけど、本当にそれを信じてていいのかな…。
先生とはあれ以来、一度も話してない。
授業中だって目も合わせてくれない。
他の子よりも距離ができたみたい。
でも、その徹底ぶりが先生らしかった。
今日は恋人がいない人が集まってカラオケに行く、うちのクラスの恒例行事。
バレンタインとか夏休みとか、暇を見つけては集まってるんだけど、それにしても15人も集まるって我がクラスながらせつない。
まだ別れを切り出された夜が夢だったように思える。
ううん。
むしろ、先生と付き合っていたことが夢だったのかなぁ…。
「次、雛の番だよ」
ユウちゃんがカラオケのリモコンを差し出す。
今日はクリスマス。
本当なら先生と過ごしてたかもと思うとすごく悲しい。
先生は春にはまた付き合えるみたいなこと言ってたけど、本当にそれを信じてていいのかな…。
先生とはあれ以来、一度も話してない。
授業中だって目も合わせてくれない。
他の子よりも距離ができたみたい。
でも、その徹底ぶりが先生らしかった。
今日は恋人がいない人が集まってカラオケに行く、うちのクラスの恒例行事。
バレンタインとか夏休みとか、暇を見つけては集まってるんだけど、それにしても15人も集まるって我がクラスながらせつない。