僕は生徒に恋をした
そんな私を尻目に、武内君は回って来たマイクを受け取る。
彼の入れた曲のイントロで周りが盛り上がるのと同時に、私は慌てて部屋の外へ出た。
何で知ってるの?
だって私と先生のことは誰にも秘密で…。
「俺が知ってたの、そんなにショック?」
突然聞こえた武内君の声に驚いて振り返る。
「あれ…、歌は?」
「マイクは宮下に渡してきたから問題ないだろ」
宮下君は武内君と同じバスケ部で、お祭り男。
「そんなに驚くんだ。
それなら、俺が佐々ちゃんに別れてって言ったの知ったら、もっとショックかな」
私は息を飲む。
それが本当なら、武内君のせいで先生が別れようって言ったってこと?
彼の入れた曲のイントロで周りが盛り上がるのと同時に、私は慌てて部屋の外へ出た。
何で知ってるの?
だって私と先生のことは誰にも秘密で…。
「俺が知ってたの、そんなにショック?」
突然聞こえた武内君の声に驚いて振り返る。
「あれ…、歌は?」
「マイクは宮下に渡してきたから問題ないだろ」
宮下君は武内君と同じバスケ部で、お祭り男。
「そんなに驚くんだ。
それなら、俺が佐々ちゃんに別れてって言ったの知ったら、もっとショックかな」
私は息を飲む。
それが本当なら、武内君のせいで先生が別れようって言ったってこと?