敏腕秘書の甘い罠【Honey*TRAP!! 番外編】
これから頑張らないと
いけない、あたしの体。

ちゃんといたわって
あげたいと思う。



「ねえ、柊弥も寝よう?

明日も朝から商談でしょ?」



病気じゃないから、あと
少しの間でも、無理のない
程度で秘書の仕事は続けたい。


だからあたしはまだ、
柊弥の秘書でもある。



「ほら――…」



あたしはそっと柊弥の手を
引いた。



「シャワー浴びて、寝よ。

今夜はまず休息」



「梓―――…」



柊弥は軽くあたしを
抱きしめて、髪にキスを落とす。


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