敏腕秘書の甘い罠【Honey*TRAP!! 番外編】
それからずっと――
あたしも同じことを思い
ながら、生きているよ。
(だから――不安はあるけど、
それでも信じたい。
ううん……あたしが
“決める”んだよね、きっと)
あたしは、あたしと柊弥の
大切な愛の結晶を、生涯
かけて慈しみたいと思う。
いつまでも、その子の
母親でいてあげたいと思う。
だから、頑張る。
過去なんて、振り返らない。
「あぁ。お前なら大丈夫だ、梓」
優しい声で言って、柊弥は
あたしの髪を撫でた。
その温もりを感じながら、
彼の胸に顔をうずめ、
あたしはそっと目を閉じる。
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あたしも同じことを思い
ながら、生きているよ。
(だから――不安はあるけど、
それでも信じたい。
ううん……あたしが
“決める”んだよね、きっと)
あたしは、あたしと柊弥の
大切な愛の結晶を、生涯
かけて慈しみたいと思う。
いつまでも、その子の
母親でいてあげたいと思う。
だから、頑張る。
過去なんて、振り返らない。
「あぁ。お前なら大丈夫だ、梓」
優しい声で言って、柊弥は
あたしの髪を撫でた。
その温もりを感じながら、
彼の胸に顔をうずめ、
あたしはそっと目を閉じる。
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