敏腕秘書の甘い罠【Honey*TRAP!! 番外編】
社員の混乱を避けるため、
一度事実を伏せて秘書を
辞め、ほとぼりが冷めて
から親族として経営に参加
する方がいい、と。


普通に考えれば、それが
当然の意見だと、あたしも思う。



だけど、あたしはその
意見を拒み、柊弥の秘書を
続けたいと申し出た。



そして、柊弥やお義母さん……
春日社長とも相談して、
結果、あたしのたっての
願いを聞き届けてもらい、
今も秘書を続けている。



だってあたしは、もっと
もっと、柊弥と一緒に
働きたかったんだ。


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