敏腕秘書の甘い罠【Honey*TRAP!! 番外編】
曖昧に答えると、三浦さんは
心配そうな顔をして、



「大丈夫ですか? 
なんなら薬を――」



「あ、もう飲みました。

けどなんか、治らなくて」



そう返事すると、三浦さんは
さらに眉をハの字にして、



「それは困りましたね。

少し休憩されてはいかがです?」



「いえ、大丈夫です。
それほど酷くはないですから」



というか、やるべき雑務は
まだまだいくらでもある。

偏頭痛程度で休んでたら
申し訳ない。



「……そうですか?
でも、あまり無理しないで
下さいね。

続くようだったら一度病院に
行った方がいいと思いますよ。
変な病気でないとも限りません」


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