敏腕秘書の甘い罠【Honey*TRAP!! 番外編】
「……オイ梓――何があった?」
もはや白々しい前置きも
いらないと思い、オレは
梓とリビングに入るや
否や、ズバリと切り出す。
梓はピクリと肩を震わせ、
強張った顔でオレを見ると、
「――え? な、何が?」
「何がじゃねーよ。
ここ数日、ずっと様子が
おかしいだろ。
どうしたんだよ?」
そんな態度で、このオレを
騙せると思うなよ。
そういう思いを込めて
ジッと梓を見つめるが、
返ってきた答えは、
「べ、別におかしくなんか
ないよ」
という、そっけないもの。
_
もはや白々しい前置きも
いらないと思い、オレは
梓とリビングに入るや
否や、ズバリと切り出す。
梓はピクリと肩を震わせ、
強張った顔でオレを見ると、
「――え? な、何が?」
「何がじゃねーよ。
ここ数日、ずっと様子が
おかしいだろ。
どうしたんだよ?」
そんな態度で、このオレを
騙せると思うなよ。
そういう思いを込めて
ジッと梓を見つめるが、
返ってきた答えは、
「べ、別におかしくなんか
ないよ」
という、そっけないもの。
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