敏腕秘書の甘い罠【Honey*TRAP!! 番外編】
4―隠しごと
☆☆☆☆☆
「はぁ……」
一人になると、無意識の
うちに大きなため息が口を
ついて出た。
その重苦しさに、自分でも
ちょっとギョッとしてしまう。
(ため息なんてついてる
場合じゃないでしょ。
今は仕事中なのよ、梓)
柊弥は専務と打ち合わせ
中で、いくら部屋に一人
きりだからって、こんな
ことじゃいけない。
今は仕事に集中しなきゃ。
こんなふうにボーッと
してたら、大きなミス
だってしかねない。
そう思うのに……どうしても、
あたしの心は晴れなかった。
_
「はぁ……」
一人になると、無意識の
うちに大きなため息が口を
ついて出た。
その重苦しさに、自分でも
ちょっとギョッとしてしまう。
(ため息なんてついてる
場合じゃないでしょ。
今は仕事中なのよ、梓)
柊弥は専務と打ち合わせ
中で、いくら部屋に一人
きりだからって、こんな
ことじゃいけない。
今は仕事に集中しなきゃ。
こんなふうにボーッと
してたら、大きなミス
だってしかねない。
そう思うのに……どうしても、
あたしの心は晴れなかった。
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