敏腕秘書の甘い罠【Honey*TRAP!! 番外編】
     ☆☆☆☆☆



――その日の夜。



夕食の片付けを終えて一息
つこうとソファに腰掛けた時、
ちょうどシャワーから出た
柊弥がリビングに入ってきた。



「終わったのか。そんじゃ、
お前も入ってきたらどうだ」



「ん………」



夜とはいっても、多忙な
あたし達の一日は長い。



それでもできるだけ自炊
して一緒に食事をとろうと
してるから、“夕食”なんて
いっても時間は10時過ぎ
からで、洗い物をしてたら
もう12時前だ。


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