敏腕秘書の甘い罠【Honey*TRAP!! 番外編】
やがて長いキスの終わりに、
柊弥はあたしの耳元に唇を
寄せて言った。
「お前がオレの傍にいて
くれるのは……
オレにとっても、言葉では
言い尽くせないくらい、
支えになってる。
秘書としても、家族としても」
「柊弥………」
「だけど忘れんな。
オレにも、お前を守るって
使命があんだよ。
あの教会で――オレは一生
かけてお前を守るって、
誓ったんだからな」
そう話す柊弥の目が、
ほんの少しだけ細められた。
あの日――結婚式の日の、
マリア像の背後のステンド
グラス。
そのまばゆい光を、思い
出したのかもしれない。
_
柊弥はあたしの耳元に唇を
寄せて言った。
「お前がオレの傍にいて
くれるのは……
オレにとっても、言葉では
言い尽くせないくらい、
支えになってる。
秘書としても、家族としても」
「柊弥………」
「だけど忘れんな。
オレにも、お前を守るって
使命があんだよ。
あの教会で――オレは一生
かけてお前を守るって、
誓ったんだからな」
そう話す柊弥の目が、
ほんの少しだけ細められた。
あの日――結婚式の日の、
マリア像の背後のステンド
グラス。
そのまばゆい光を、思い
出したのかもしれない。
_