敏腕秘書の甘い罠【Honey*TRAP!! 番外編】
亭主関白を気取りたいなんて
気はサラサラないから、
自分で玄関の鍵を開けて
中に入った。
そして、玄関もその先に
続くリビングも真っ暗な
ことに気づいて、初めて
ドキリとした。
(いない―――…?)
なんでだ? 今日はアイツは
定時であがったはず。
予定があれば聞いているし、
急に何か用事が入ったなら、
普通はメールをよこすはずだ。
だがそんなメールは、
来ていない。
(おかしいな……)
こんなことは初めてだ。
一日の終わりに、梓が
行き先も告げず、どこかに
出かけてしまうなんて
ことは……。
_
気はサラサラないから、
自分で玄関の鍵を開けて
中に入った。
そして、玄関もその先に
続くリビングも真っ暗な
ことに気づいて、初めて
ドキリとした。
(いない―――…?)
なんでだ? 今日はアイツは
定時であがったはず。
予定があれば聞いているし、
急に何か用事が入ったなら、
普通はメールをよこすはずだ。
だがそんなメールは、
来ていない。
(おかしいな……)
こんなことは初めてだ。
一日の終わりに、梓が
行き先も告げず、どこかに
出かけてしまうなんて
ことは……。
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