敏腕秘書の甘い罠【Honey*TRAP!! 番外編】
「家族が、また増えるんだな」
強くあたしを抱いたまま、
柊弥がそっと囁いた。
「うん……そうだね」
ほんの一年前までは家族と
呼べる相手なんて一人も
いなかったあたしに、
柊弥のおかげでまた、
家族ができる。
「秘書を辞めても、お前が
オレの一生のパートナーで
あることには、なんら
変わりなんてないんだ。
今まで以上に一緒にいて、
幸せになればいい。
――今度は、三人で」
「柊弥………!」
温かな声に、涙が出て
しまいそうだ。
_
強くあたしを抱いたまま、
柊弥がそっと囁いた。
「うん……そうだね」
ほんの一年前までは家族と
呼べる相手なんて一人も
いなかったあたしに、
柊弥のおかげでまた、
家族ができる。
「秘書を辞めても、お前が
オレの一生のパートナーで
あることには、なんら
変わりなんてないんだ。
今まで以上に一緒にいて、
幸せになればいい。
――今度は、三人で」
「柊弥………!」
温かな声に、涙が出て
しまいそうだ。
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