梶裕貴の憂鬱
#No,2#恋!?
…僕、梶裕貴は、
けっして、惚れてはいけないモノに
ほれてしまいました…。
それは……、
「あぁぁぁ!!うんめぇー♬やっぱ、風呂上がりの"おいしすぎる牛乳"は、ホンマにさいこうやわ!!ゆーき、明日も仕事帰り買ってきて♬」
と、言いながら牛乳を飲み干している
星人間だった…。
「加藤さん…あの…きょうで、もう4本めなんですけど…」
…ぎろり…
「ひいっ!」
僕は、加藤さんに
狼のようににらまれ、
思わず声をあげた。
すると、加藤さんは
笑顔で「たのむでえ~♬んじゃ、おやすー」
と言い、僕のベッドにもぐった。