梶裕貴の憂鬱
…ジュージュー…
「~♬」
そこには、歌をうたいながら
台所に立っている星人間…加藤さんがいた。
「らららー♬きょうも朝から、元気っ♬俺はいつでも元気やねん♬って、なんでやねぇーん♬」
…意味がわからない…
僕は、頭をかきながら
立ち上がった。
すると…
「お♬ゆーき、おっは~。きょうは早起きしたから、俺が朝食作っとるねん♬もうちょいで出来るし、まっといて~」
と、加藤さんがいった。
「あ、どうも。それじゃあ…あの。顔洗ってきます。」
僕は、顔を洗いに
タオルを片手にノソノソと、
洗面所にむかった。
…ばしゃばしゃ…
「ふう~…目が覚めた。」
僕は顔をタオルでふき、
うがいをした。
それから、リビングに戻って
TVをつけた。