☆ 女芸人とアイドル ☆

「お前さ、少し加減しながら飲めよな?」


ブツブツ文句を言いながらも、俺はしっかり雪乃の腕を自分の肩に回した。

本当は嬉しいくせに。

バカみたいにドキドキしてるくせに…。

俺の首に回る雪乃の腕が、妙に温かい。






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「ほら着いたぞ」


見慣れた雪乃の部屋。

結局3日後にまたここに戻ってくるとは。


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