☆ 女芸人とアイドル ☆
俺は男らしく2人を祝福する。
俺のこの想いは俺の中にしまったまま眠らせるんだ。
「そういえばさ、雪乃さんっていつアフリカ行くの?」
「明後日」
「ええっ!? ちゃんと話した?」
「話すことなんて別にない」
「過酷なロケなんだろ? 亮介から優しい一言があったら喜ぶぞ」
「どうだか」
俺は優の言葉に苦笑しながら楽屋を出る。
次の瞬間、俺の携帯が鳴り響いた。
「…雪乃」
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