☆ 女芸人とアイドル ☆
「邪魔するんじゃなかったの?」
「だってアイツ、痩せるまでこの生活続けさせるつもりみたいだし」
俺は小声でそう言って兄貴のほうを指差す。
「1日でも早く雪乃を7キロ痩せさせる!」
「じゃあ キスの覚悟はしたわけね」
「ダラダラと同居し続けるよりマシだろ。雪乃行くぞ!!」
俺は強引に雪乃の腕を引っ張る。
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「亮介、ちょっと待ってよ!」
息を切らしながらそう叫ぶ雪乃。
俺は早速 雪乃を連れて、近所の河川敷へやって来たのだった。